《GAZE》(1996)

見ることの身体性を光学装置(ビデオカメラ)と対象の表面との位相に委ねて映像化したビデオアート作品。

《GAZE》5min.05sec. (1996), 4th Fukui International Youth Media Art Festival, Fukui
「第4回ふくい国際青年メディアアート・フェスティバル」ビデオ部門出品作品

96’「第4回ふくい国際青年メディアアート・フェスティバル」
カタログ掲載コメント:

「みる」という行為を純粋に経験するということは、対象へ焦点を合わせるのみではなく、合わせられない、「みえる」という状態もまた、同時に感得することといえる。そして凝視することは、「身体的な目」という、根源的な機能へ、私を立ち返らせることに他ならない。今回、ものとの距離をなくす程、近寄り、まんじりともせず、じっと見続けるという作業が、楽しくて仕方なかった。ただただ凝視し続けるということをしていると、ものの表面に、目で触れているという感覚が起こってくる。それらに、とても、惹かれるものがあった。