『「これからを生きるために・詩の礫」のために』(2011)

詩人和合亮一氏の詩集、『詩の礫』をイメージし制作したもの。海の生き物の皮膚を接写し、白く光り浮かび上がる礫の抽象性と物質性をクローズアップすることで、津波によって多くの命が失われた東北大震災の経験のさなかに発信され続け、多くの支持を得た詩人の鬼気迫る美しい詩が、実は生々しい恐怖の体験、すなわち人間が物質的還元される恐怖の体験によって発光する光のような出自をもつことを、表現物の象徴的等位関係をその文法倒置によって表現したポスター。

2011年10月
和合亮一講演会
『これからを生きるために・詩の礫』、
ポスター、京都